オリンパス健康保険組合

　目覚めの一服、食後の一服など、喫煙する時のほとんどは日常の行動に合わせて体が覚えています。つまり、癖になっています。
　禁煙して、急にこの「癖」を制限される事はとても辛いところで、禁煙の第一歩です。

　いつもは「煙草を吸う」という行動をしていたところを、別の行動に置き換え、別の癖をつけましょう！
　例えば「ガム（シュガーレス）を噛む」「深呼吸をする」「水を飲む」等なんでも良いと思います。

　この癖になっている煙草と結びつく行動は凄く多いはずです。リストアップしてみましょう。

　一般的には、ニコチンパッチやニコチンガムが有名ですが、それ以外にも様々な支援グッズがあります。

●軽い運動をする

　散歩、柔軟体操、好きなスポーツなど何でもOK。

●食事に注意する

1. 腹八分目に
   満腹になるとタバコを吸いたい欲求が増します
2. ゆっくり食べる
   時間が余ると手持ちぶさたで、ついタバコに手がいってしまいます
3. 脂っぽい物は避ける
   脂っぽい食事はタバコを欲します
4. アルコール、食後のコーヒーは控える
   コーヒーやアルコールは喫煙欲求を高めます
5. 果物と野菜を食事の中心に
   野菜や果物はビタミンが豊富です。喫煙者は一部のビタミンをタバコで消費してますので、不足したビタミン補給にもおすすめです
6. 薄味を心掛ける
   味の濃い食事は舌が刺激され、食後にも刺激（タバコ）を求めてしまいます
7. 水分をたくさんとる
   水分には、離脱症状を緩和する作用があると言われています

●ストレスを上手にコントロール

• 人間関係に悩まないように注意
• 音楽や入浴などでリラックスを心がける
• 趣味に打ち込んでみる

　貯金の方法のひとつに「〜を買ったつもり」「〜をしたつもり」で、本来それに支払うはずだったお金を貯金する『つもり貯金』があります。
それをタバコで行ってみませんか？
　1日に500円使っていたと考えれば、1年間で約20万円が貯まる計算に。貯まったお金は自分へのご褒美に、家族へのプレゼントに使うのも良いでしょう。

■禁煙貯金の方法（一例）

1. 仮貯金用財布を携帯する
   ・いつでもどこでも仮貯金出来るように
   ▼
2. いつも煙草を買うタイミングでガムを買う
   ・煙草ほど高くないのでお釣りが発生します
   ・お釣りを仮貯金財布へ貯金する
   ▼
3. 帰宅後、仮貯金用財布から本貯金箱に移す
   ・貯金箱の位置は忘れないような位置に設置する（玄関等）